2014年6月10日火曜日

星空の小さな図書館の工事がはじまりました

「星空の小さな図書館」の工事がはじまりました。そのまま使えるものは残し、なるべくあるものを活用する。そんな難しい注文を快く受けてくれた大工さんは『星空の家』の元住人です。ずっと納屋に眠っていた荷物をすべて出してみると、想像以上に広いことに一同びっくり。当初予想してよりも、手間ひまがかかる工事になりそうです。                                                


改めてからっぽになった納屋は本当に広くて、この中に本棚を置いて、テーブルやいす、カウンターを置いてと、どうやって活用していこうかと思いが広がってきました。
そんな妄想も日々少しずつ現実になって来ていることを感じるとなんだか不思議な気分です。

正面の壁の部分には窓が入る予定。外の景色も見られるようになります。


2階は梁と柱はそのままに床を張りました。一部分を吹き抜けにした開放感があります。ちゃぶ台の座布団でごろごろなんていいかもしれません。



さ、まだまだ工事ははじまったばかりです。


どんな姿になっていくのかわくわくします。




2014年6月3日火曜日

2度目のこの日にありがとう

星空の家が、2周年を迎えました。




初めての住人がこの家で暮らしはじめて、あれから2年。

ほんとうにいろんなことがありました。

最初からいる住人も、すでに新しい道を選んだ住人も、そして、最近きたばかりの住人も、

今までの生い立ちも、ここに来た経緯も、そして仕事もみなバラバラだけれど、
不思議なご縁で、一つ屋根の下で暮らすことになったこと。

たった2年の間に、「はじめまして」と、「ありがとう、また来てね」と
新しい住人を招き、見送ったこと。

長い人生の中のたった数か月、数年だけど、
ここで暮らしたことを忘れずにいてくれたなら、
こんなにもうれしいことはないと思う。



星空の家は、ここで暮らす住人達だけではなく、
本当にたくさんの方に支えられてここまで来ることができました。

畑仕事をしているといつも話かけてくれるご近所さん、
いつも気になりつつもあったかい目で見守ってくれている地区の人たち、
なにかと集ってはわいわいとごはんを食べていってくれる仲間たち、

そんな日頃お世話になっているみなさまに感謝を込めて、
2周年のイベントを開催しました。


地区の区長さんの計らいで、
今年も回覧板で地域のみなさまにご案内を出させていただきました。

このちらしをもって、ご近所のおじいちゃん、おばあちゃんたちが遊びに来てくれました。

「このお庭の手入れに来てたんですよ」と。
なんだか懐かしそうです。

友人たちもたくさん来てくれ、
世代を越えての2周年イベント。

不思議なもので、この家を訪れる方は、子どもから大人、おじいちゃん、おばあちゃんまで、本当にさまざまで。それでもみなさん楽しそうに過ごされていることがとてもうれしく思います。


今回も昨年同様、昼の部と夜の部を開催。
お昼の部は、ご近所さんが多く、夜の部は、気心知れた友人たちが多く集ってくれました。


少しだけ、「星空の家」の今までの生い立ちと、
今、ここで暮らす住人達の紹介と、
そして、これからのことをお話させていただきました。

普段なかなかお話することがない方も、
どんな人が暮らしているのか、
どんな暮らしをしているのか、
知る機会になったようです。


中でも、「星空の小さな図書館」のことをお話した時、ご近所のおばあちゃんが
「私、本が好きなんです。できたらまたきます」とうれしそうに言ってくれたのが印象的でした。

本って世代問わず、興味をもってもらえるものなんですね。
改めて、「星空の小さな図書館」の可能性を感じました。

よそから来た私たちが地域の人に理解してもらうことは、
とってもとっても難しいことで、今日、明日にすぐできることではありません。

「こんにちは」のあいさつにはじまり、「今日はいい天気ですね」とか
「最近どうですか。」とか、そんな些細な会話の積み重ねから、
ちょっとずつできあがっていくもの。

住人たちがそれぞれそんなことをちょっとずつ積み上げていってくれているからこその「星空の家」。

何が正解でどこがゴールかもわからず、変わり続ける日々に戸惑うこともあるけれど、
去年より今年、今日よりも明日。

きっとこれからもたくさんの人に支えられて、まだまだ「星空の家」が続いていくことを願って。

「星空の家」の物語はまだまだ続いていきます。










2014年5月15日木曜日

星空の小さな図書館はじめます





「星空の家」には大きな納屋があります。
ずっと物置になっていた納屋。

築80年といわれています。
「星空の家」が誕生してからずっと、
何かしらの形で活用ができないかと考えていました。

この2年間、たくさんの方が来てくれるようになったけれど、
人の家におじゃまするのはやっぱりちょっと戸惑いあるようで、
その反面、人が暮らす母屋に招くのは、住人達も気をつかう。

もっと気軽に遊びに来れる場所が、母屋ではない場所にあったらいいなと、
そんな思いを抱くようになりました。

そうだ、「星空の家」にはたくさんの本がある。
これを住人達だけで見るのはもったいない。

そっか、この本をもっと気軽にたくさんの人に読んでもらえる場所をつくればいいんだ。


そんなことを思い、ちいさなちいさな書斎のような図書館をつくることにしました。

まずは、納屋の片づけから。
1階にある荷物だけではなく、2階のものも下ろさなければなりません。

1階には、さまざまなものが眠っていました。
母屋で使わくなってしまったものも、一旦入れてしまっていたので、古い家具、布団、机などごちゃごちゃのまま。




2階にはたくさんの木材がありました。
気が遠くなりそうな、そんな作業。

たくさんの友人たちに手伝ってもらって、
ゆっくりでも少しずつ、
なんとかきれいになりました。

















「星空の家」が誕生して間もなく2年。
この2年間一番感じたことは、この地域で昔から暮らす人が抱くこの家に対する想いでした。

「星空の家」ができるずっとずっと前から、この家はこの地域を見守り続けていて、
地域の人たちもずっとこの家を見ていました。
代々引き継がれて何世代もずっと。

今は、廻り廻って、私たちが「星空の家」としてみんなで暮らしているけれど、
知れば知るほど、歴史の重みを知りました。

そんな歴史のある家、
今の住人は私たちだからと、自分たちの想いだけで暮らしていっていいのかというと、
たぶんそうではないことを、この2年で感じたのです。

昔からそこで暮らす人にとって、
よそから来た人はたぶん異質にみえるでしょう。
知らないから怖い、理解できない。

そんな人たちが、勝手に何かをしていると、
ほんの些細なことで心配になることも多いでしょう。


それでも、あいさつをするとか、ちょっとした立ち話をするとか、
地域の行事に参加するとか、
そんな日々の小さな小さな積み重ねが、
今、少しずつ、理解を得ることにつながっていっているような気がします。


気軽に話かけていただけるようになったり、
いただきものやおすそ分けをいただいたり、
地域の行事にお誘いいただいたり。

そんな小さなことありがたいことに増えてきました。


少しでもここを自分たちにとって身近な存在として感じてほしい、
もっと気軽に立ち寄ってほしい、
そんな想いもあって、今回の「星空の小さな図書館」計画をはじめようと思ったのです。


おしゃれなカフェでもなく、雑貨屋さんでもなく、
図書館を選んだのは、今「星空の家」にある資源を活かし、
無理なく続けていけるものだと思ったから。

そして、なによりも、本がたくさんの出会いを繋いでくれたらなという想いから。

初夏オープンに向けて、
また新しい挑戦がはじまります。